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2013年ニベ弓ワークショップ:Chapter-0001「鹿皮を洗う」

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ニベ弓ワークショップ:Chapter-0001「鹿皮を洗う」
 
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「にべ」をネットで検索すると、
 
 
・魚の浮き袋
・膠(にかわ)の一種
・漢字では「」「膠」「鮸」などと書かれている。
 
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●糊でいう「ニベ」・・・グチの浮き袋を煮詰め、ゼラチン質を固めたモノを、溶かし使用する。
 
●膠(にかわ)・・・牛や豚などの動物の骨の中の髄(脊髄など)を煮詰め、ゼラチン質を固めたモノを溶かし、
           使用する。代表的なモノに「千本膠」「三千本膠」などがある。
 
●竹弓に使う「ニベ」・・・鹿の首の生皮を刻んで、煮詰め、ゼラチン質を固めたモノを溶かし、使用する。
 
 
 
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結局、ざっくり言うと、「接着剤」です・・・。
 
今の時代のように、セメダインやアロンアルファ、G17、木工用ボンドを代表とする、
 
合成接着剤が無い時代は、
 
動物の皮や髄を煮込み、一旦、ゼラチン質を作り固める。
 
その後、再度、固めたゼラチン質を溶かすと、ネバネバとした液状となり、天然の接着剤と
 
なります。
 
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柴田さんに伺ったところ、今でこそ、鹿の首の「生皮」を使ってはいるものの、
 
昔は、本当に「グチ」と言われる魚の浮き袋のみで、接着剤(糊)にしていたそうです。
 
さらに、昔は京都のクリーニング店で、ワイシャツを仕上げる洗濯糊に、「グチ」の浮き袋の
 
ニベを使っていたそうです。
 
残念ながら、そのクリーニング店は今はもう無いようです。
 
ちなみに、「グチ」の浮き袋のみで出来たニベは、鹿皮のニベと違い、サラサラしてるそうです。
(現物を見てみたいです)
 
 
 
イメージ 1
バケツ2杯いっぱいに入った鹿の首皮(生皮)です。
鹿皮が、フニャフニャの状態で作業しやすいように、バケツいっぱいに張った水の中に
晒して置きます。
 
まずは、生前の鹿の毛が残っているので、ゴシゴシと揉み洗いします。
 
 
 
イメージ 2
水道で水を流し、かけ流しながら、鹿皮を揉み洗いし、毛を落とします。
鹿の生皮は弾力があり、ゴムのようで、よく伸びます。
イメージとしては、居酒屋で出される「エイヒレ」や「スルメイカ」を思い出して
頂ければ幸いです。
 
厚さは様々で、均一ではありません。
比較的若い鹿皮は薄く、年を重ねた鹿皮は、厚みがあるとの事です。
匂いは、水で洗い流してる為か、クサイ臭いはしませんでしたが、
生皮の工場加工の段階で、漂白をされてるせいか、若干漂白剤のような香りがしました。
 
 
 
上記の写真の作業は、4人がかりで1時間くらいで終わりましたが、毛を落とすだけでも、
 
けっこう手間でした。
 
 
 
しかし、この洗い作業は、馬鹿に出来ず、毛が混入されていると、ニベの中に
 
不純物が入ることになるので、接着力に悪影響を与えます。
 
びっしりと、こびり付いている毛は、ハサミや切り出しで、こそぎ落としました。
 
 
 
 
 
 
次回は、
 
Chapter-0002「鹿皮を刻む」を、レポしたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2013年ニベ弓ワークショップ:Chapter-0002「鹿皮を刻む」

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ニベ弓ワークショップ:Chapter-0002「鹿皮を刻む」
 
前回の作業
Chapter-0001「鹿皮を洗う」・・・http://blogs.yahoo.co.jp/kazuukkk/38846755.html
 
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前回は、鹿の生皮を毛が落ちるまで、ひたすら洗いました。
 
今回の作業は、鹿皮を刻む作業です。
 
この作業は、細かく刻むことで、後の煮込み作業で、皮が溶けやすいようにする為です。
 
 
 
イメージ 1
洋ハサミで、幅3mm、長さ50mmほどの短冊状に、生皮を刻みます。
鹿によって、皮の厚みが違うので、皮を重ねて切るのは難儀でした。
 
 
 
イメージ 2
ひたすら刻みます。
刻んだ生皮は、バケツに入れます。ここでもバケツに水を張り、水中に、
刻んだ皮を晒して置きます。
 
 
 
イメージ 3
この作業は、日没まで続きました・・・。
日が暮れる頃には、指に水マメが出来ていました。
 
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ここで、疑問に思う方もいるかもしれません。
 
「そのまま、乾いた生皮を玉にして、カンナで鰹節みたいに削ればいいんじゃ・・・。」
 
とか、、、
 
「ぶつ切りにして、コーヒーミルで粉砕すればいいのに・・・」
 
とか、、、、
 
「冷凍した生皮を、袋に入れて、ぶっ叩いて砕けばいいのに・・・」
 
とか、、、
 
たぶん、そういう意見があがると思います。
 
我々、ワークショップ参加者もそう思いました。
 
 
 
 
柴田さんに質問すると、
 
私どもが疑問に思った作業は、とっくにトライしていたとの事です。
 
 
 
 
カンナで削るにしても、コーヒーミルで粉砕するにしても、
 
生皮には粘りがあるので、刃に、皮が絡まって、切れないそうです。
 
生皮は、固まってもエイヒレのような半生みたいな状態になるので、
 
カンナで削ったり、コーヒーミルに掛けると、摩擦で熱を持ち、皮が刃に絡まるのかも
 
しれません。
 
 
しかし、、、
 
コストと施設は膨大に掛かりますが、生皮を液体窒素で、フリーズドライにして、
 
電動のコーヒーミルで一気に粉砕すれば、粉々に出来るかもしれません。
 
 
 
話が反れましたが、
 
この先は、この短冊状に刻んだ生皮を、釜に入れ、ひたすら煮込んで行きます。
 
正直、1~2日煮込んでも、鹿皮はすべて溶けませんでした。
 
我々が、第Ⅰ期の作業(2泊3日)を終了して、京都を後にしてから、ようやく、すべての皮が
 
溶けたそうです。おそらく、完全に溶け切ってゼラチン質になるには、3~4日間は
 
煮込まないとダメなのかもしれません。
 
 
 
次回は、
 
Chapter-0003「鹿皮を煮込む」
 
を、お送りしたいと思います。
 
(※次回も、地味な作業です。ここまで読んでいただき、有難う御座いました。)
 
 
 
 

2013年ニベ弓ワークショップ:Chapter-0003「鹿皮を煮込む」

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Chapter-0003「鹿皮を煮込む」
 
前回の作業
Chapter-0002「鹿皮を刻む」・・・http://blogs.yahoo.co.jp/kazuukkk/38863080.html
 
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今回の作業は、いよいよ、鹿皮を煮込んで、ゼラチン状にする作業に入ります。
 
前回同様、地味な作業です。
 
煮込みながら混ぜるだけです。
 
イメージ 1
バケツから取り出した鹿皮を釜の中に入れ、煮込みます。
写真から、白い煙が出ているのが確認できますが、これは水蒸気です。
写真のこのお釜は、ガスで煮込むのではなく、100℃の水蒸気で煮ています。
水は100℃を超えないので、釜の鹿皮が焦げ付くことはありません。
(金属のチューブから高圧の水蒸気がお釜へ送られています)
 
柴田さんの工房では、ニベ弓を作るときは、すべて100℃の水蒸気で製作しています。
焦げることが無いので、安全で効率も良いそうです。
 
ちなみに、こうした便利な機材が無い頃は、七輪などで、鹿皮やニベを溶かすので、
焦げ付かないように、誰か必ず、火の番をする人が必要だったそうです。
 
 
イメージ 2
煮込みながら鹿皮を、さらにハサミを入れて刻みます。
最後の写真は、カフェオレのようで、クリーミーでかなりトロトロしていますが、まだ完成では
ありません。
ここから、更に煮込みます。
ただし、このカフェオレのような上澄みだけでも、かなりの接着力があります。
試しに、木の切れ端同士を接着しましたが、一晩置いただけで、ビクともしない接着力でした。
気になる匂いですが、香ばしいようで、どこか獣臭のする匂いでした。
 
 
我々は、最初の第Ⅰ期で、ここまでの作業を見て、一旦京都を後にしました。
(2泊3日では、最後まで煮込むのを確認できませんでした)
 
この後の作業は、煮込んだ鹿皮をザルで濾し、煮込んだ茶色の液体を、バットに平らに
 
広げ、冷やします。(お菓子作りのようです)
 
次回の作業は、我々が、京都を離れた後の作業なので、柴田さんのブログから
 
写真を少々お借りしたいと思います。
(ホントは、我々が帰った後の画像を頂けるはずでしたが、残念ながら、今回は撮れなかったようです)
 
 
 
次回の作業は、
 
Chapter-0004「鹿皮を濾す」「生ニベの完成」
 
をお送りしたいと思います。
 
ここまで読んでいただき、有難う御座いました。
 
 
 

2013年ニベ弓ワークショップ:Chapter-0004「鹿皮を濾す」「生ニベの完成」

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Chapter-0004「鹿皮を濾す」「生ニベの完成」
 
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前回の作業
Chapter-0003「鹿皮を煮込む」・・・http://blogs.yahoo.co.jp/kazuukkk/38865050.html
 
 
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「御弓師 柴田勘十郎のブログ」・・・http://ameblo.jp/shibakan/

以下は、柴田さんのブログのリンクです。
我々が、京都を後にして、見れなかったニベ作りの工程です。
 
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「ニベ弓製作~その五~ 」・・・http://ameblo.jp/shibakan/entry-11050688124.html

我々が、第Ⅰ期で見れなかった作業です。
細かく刻みながら、煮込んだ鹿皮をザルに開け、ゴムべらで濾していきます。
濾しながら、バットの上に平らに広げて、
一晩、冷やします。
 
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「ニベ弓製作~その六~ 」・・・http://ameblo.jp/shibakan/entry-11051559969.html

一晩冷まし、プルプルのゼラチン質になったニベです。
まさに、生のニベです。
この「こんにゃく色」の塊を、短冊状にカットして数日間、乾燥させて、
ニベの完成です。
 
 
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以下は、ニベ弓ワークショップ第Ⅱ期の作業です。
 
 
イメージ 1
こんにゃく色の生のニベを、数日間乾燥させると、黒色の塊に
なります。
これが我々、弓道愛好家たちが言っている「ニベ」の正体です。
非常に硬く、迂闊に手で握ると手が切れます。
そのくらいの硬さです。
 
 
 
 
イメージ 2

そのままでは、短冊状の黒い塊がくっついているので、
手で、パキパキと割ってお釜に入るサイズにしていきます。
 
 
 
 
某弓道掲示板で、「ニベ弓は匂いで判る」と書いている人がいましたが、
 
わたしが確認した限りでは、
 
この乾燥した黒い塊は匂いませんでした。
 
 
 
ただし、このニベは煮込んで固めた、「たんぱく質の塊」です。
 
このニベをガスコンロの直火で炙ると、
 
髪の毛を焦がした、あの嫌な臭いがします。
 
 

この黒色のニベを再び、お釜の中に入れて溶かすと、いよいよ
 
接着剤として機能する「ニベ」の誕生です。
 
 
 
 
次回の作業は、
 
Chapter-0005「ニベを溶かす」
 
をお送りしたいと思います。

ここまで読んでいただき、有難う御座いました。
 

2013年ニベ弓ワークショップ:Chapter-0005「ニベを溶かす」

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Chapter-0005「ニベを溶かす」
 
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前回の作業
Chapter-0004「鹿皮を濾す」「生ニベの完成」 ・・・http://blogs.yahoo.co.jp/kazuukkk/38872132.html
 
 
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今回の作業は、前回の作業で、カチカチの黒い塊となったニベを
 
お釜で溶かす作業です。
 
 
イメージ 1
短冊状に切っていた黒い塊のニべを、水蒸気のお釜で溶かしているところ。
まんべんなく溶けるように、竹べらでかき混ぜます。
 
 
 
 
イメージ 2
最後の写真のようになったら、完成です。
 
 
 
 
以上で、接着剤「ニベ」が完成しました。
 
後は、これを使って、外竹、前竹、中打ち材を接着して弓を打つ作業に入ります。
 
 
 
この後の作業は、夏のワークショップの作業とほぼ、同じ作業を行いますが、
 
「ニベ持ち」という刻みを入れる作業があります。
 
ここが合成接着剤とは、異なる弓作りとなります。
 
 
 
 
 
次回の作業は、
 
Chapter-0006「外竹・前竹の加工」
 
をお送りしたいと思います。

ここまで読んでいただき、有難う御座いました。
 
 

射 sya (全5巻)

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「青春ど真ん中を射貫く“元祖”ガールズ弓道ドラマ!!」
というキャッチコピーの弓道漫画です。
 
イメージ 1
 
個人的には、今まで見てきた弓道漫画の中では、かなり面白い部類に
 
入るかと思います。
 
 
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主人公の矢澤 正弓(やざわ まさみ)は、弓道部部長:間堂 美射(げんどう みしゃ)に
 
その才能(貧乳)を見出され、弓道場に連れて行かれる。
 
弓道場で、副部長のマナ先輩に、「弓道をやるとおっぱいが大きくなる(うそ)」と
 
そそのかされて、弓道部に入部。
 
(※先輩たちは全員巨乳の弓道部)
 
 
イメージ 2
「弓道にとって、貧乳こそが正義」と美射部長は言うものの、
正弓にとっては、巨乳こそ正義のようです・・・。
 
 
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物語の前半から中半にかけては、おっぱいあり、お色気あり、百合描写あり
 
の漫画ですが、
 
物語の後半に入ると、本格的な弓道漫画です。
 
 
 
 
どうやら、この漫画の弓道の世界では、
 
・ドラ○ンボールでいう「スーパーサイヤ人」
 
・ブ○ーチでいう「卍解」
 
・ワン○ースでいう「覇気」
 
のようなオーラとういか、強力な力が出せるような設定らしく、
 
「射格(しゃかく)」・「中て気(あてき)」・「射品(しゃひん)」という能力を纏うと、
 
爆発的な的中と対戦相手にプレッシャーや威圧を与える事が出来るようです。
 
 
 
 
後半は、主人公たちが、スーパーサイヤ人のような、覇気を纏ったような
 
描写が多いですが、漫画全体的には、画がかわいく、射型や弓具の細部までの描き込みが
 
クオリティーも高く、楽しんで読めました。
 
 
 
大きな書店でないと売っていないコミックなので、アマゾン等で取り寄せた方が
 
早いです。
 
 
 
この漫画の先生には、また弓道漫画を描いて欲しいと思います。
 
(※おっぱいが好きな人は読んで損は無い漫画だと思います。)
 
興味のある方は、是非。
 
 
 
 
 
 

森 茂夫(別銘~異端者~)

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森 茂夫。どうやらこの銘の弓を持つ者は、作者同様、「異端者」に見られるようです。
 
たぶん、何も知らない人や、何も知らされてない人がこれを見たら、
 
自分の竹弓と比べ、「変な成りだ」・「これはおかしい」・「私が直してやる」
 
と言われること間違いないでしょう。
 
(※柴田勘十郎と同様、他人に触らせるのだけは止めましょう。)
 
 
 
 
しかし、森さんは、こだわりにこだわり、都城市の弓師よりも更に「昔の成り」の弓を
 
追求されており、現在の弓道界との温度差で、自らを「異端者」と銘打ったのかもしれません。
 
(実際に異端者と銘打たれた画像・・・http://www.eva.hi-ho.ne.jp/keiju-yumihiki/image/yumi.jpg
 
イメージ 1
銘と花押の下に「竹」と書いてあるのは、側木が竹でできている「四方竹」です。
四方竹もレアですが、これでニベ弓だったら、更にレアです。
 
 
 
 
使い心地は、人の主観ですし、私なんかが語らなくてもネットで感想を公開してくれている方々も
 
おりますので、そちらを参照されてもいいでしょう。
 
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参考リンク
 
マイ弓紹介(森茂夫四方竹ニベ) ・・・http://blogs.yahoo.co.jp/dontstopmenow314/64405415.html
 
 
弓~「森茂夫」、「南崎義利」、「柴田勘十郎」 ・・・http://blogs.yahoo.co.jp/budorakumono/8097035.html
 
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※私の「森 茂夫」はあくまでも一例です。
 
同じ作者でも成りは多少異なりますし、見た目の受け止め方も、人によって異なります。
 
イメージ 2
 
 
イメージ 3
 
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
イメージ 6
 
私が、「森 茂夫」を購入したのは、長谷川弓具店。
 
2013年10月です。
 
もう森さんは、弓を打たれていないので、長谷川弓具店の在庫しかありません。
 
娘さんの「毛利 文」さんも弓を打たれていますが、森茂夫さんとは成りが異なるようです。
 
長谷川弓具店には、「毛利 文」さんは置かれておりませんでした。
 
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他の竹弓と比べると、非常に「特殊弓」だと思います。
 
「森 茂夫」は長谷川弓具店にしかない「超レア物」なので、購買意欲の湧いた方は、
 
長谷川弓具店さんにお話だけでも、聞きに行ってはどうでしょうか?
 
色々な話を聞けると思います。
 
 

平銘:勘十郎(竹弓ワークショップin京都2009)

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平銘「勘十郎」。私が初めて手にした竹弓です。
 
 
2009年夏に「竹弓ワークショップin京都」で製作した竹弓です。
 
私の希望した弓力よりも+3kgほど強いですが、
 
たぶんこの先、色々な竹弓を購入しても、
 
この勘十郎が一番の、「一生の宝物」だと思います。
 
 
イメージ 1
角が無いラウンドなフォルムが手にしっくりと馴染みます。
他の竹弓に比べ、丸みを帯びています。
 
 
 
通常の平銘「勘十郎」の素材は、
 
・前竹、外竹・・・無地白竹
・側木・・・楓もしくは桜
・中打ち・・・ヒゴ本数5本前後
・価格・・・50400円程(消費税8%により変動ありかも)

ですが、、、
 

私の夏の竹弓ワークショップ平銘「勘十郎」は、
 
・前竹、外竹・・・無地白竹
・側木・・・櫨新材(十年枯らし)
・中打ち・・・ヒゴ本数は5本
・価格・・・夏のワークショップ製作なので、価格の付けようは無いものの
      92400円相当の長銘「柴田勘十郎」と同等のスペック
 
となっております。
 
 
 
 
通常の長銘「柴田勘十郎」と同じ素材で出来ております。
 
 
 
 
竹弓ワークショップ参加者は、弓が手に入るだけでなく、
 
弓の製作工程も、もれなく見て体験できるのがお得です。
 
 
 
 
もちろん京都まで買いに行くだけも、親身になって相談に乗ってくれますし、
 
新弓を打って貰うのであれば、前竹・外竹・側木・関板をオーダーして
 
作って貰えますので、世界に一張りだけの竹弓が買えます。
 
(※並寸・伸寸・四寸伸等でも、お値段は一緒です)
 
しかも、製作できた弓を自分の住んでる地域まで届けてくれます。
 
 
 
 
 
 
私の平銘「勘十郎」ですが、
 
・弓力は五部五厘(16~18kg→正確に測ったところ19.7kgでした)
・拭き漆(拭き漆費用は30000円)
・七箇所籐束
 
5年前の2009年の夏のワークショップで製作してから何も変わっていません。
 
弓力も成りも変わらず・・・。
 
よく出来た優秀な京女です。
 
 
 
成りが変わらないのは、拭き漆をしたおかげだと思います。
 
柴田さんのパンフレットを見ても、「・・・弓の安定につながる・・・」
 
と記載されているので、効果は現れていると見受けられます。
 
 
イメージ 2
籐束は、よくある五箇所籐束ではなく、「七箇所籐束」になっております。
「弓の元服」として、七箇所で巻くそうです。
 
イメージ 3
 
 
イメージ 4
 
 
イメージ 5
拭き漆をしているので、弓全体が「飴色」をしています。
 
 
 
柴田勘十郎は「京成り」ですが、生産数90%以上の「都城大弓の成り」で
 
目が慣れてしまっている人には、「船底」の一言で片付けられてしまうのが
 
現状です。
 
※正確には「下が立ってる」という表現が適切だと思いますが、
 弓の成りは個人の主観や好み、直感的なものがあるので、
 難しいところです。
 
 
 
 
この現状を打破するには、もっと柴田勘十郎ユーザーを増やすしかありません。
 
そして、日本弓道連盟の先生たちにも、バンバン使って貰わなければ広まりません。
 
 
 
今でこそ、宮崎県の「都城大弓の成り」正義常識かの如く、
 
広まっておりますが、現在の日本弓道連盟が出来る前は、
 
「柴田勘十郎を知らない奴は、”弓引き”ではない!」
「”弓引き”なら一張りは持っておきたい弓だ!!」
 
という時代もあったと聞いた記憶があります。
 
 
 
昔の弓引きは、薩摩成り、京成り、尾州成り、江戸成り
 
を理解し、偏った知識でなく、幅広い見聞で勉強をしていたと思います。
 
 
 

柴田さんのお話ですと、西日本よりも東日本・関東圏のほうがお客さんが
 
多いようです。京都から車で全国に配達しているとの事。
 
これは京都から遠く離れている人には有難いサービスです。
 
 
 
 
どうしても巷の弓具店には並んでいない竹弓なので、入手したい場合は
 
京都の柴田さんのお店まで行くか、5月の京都大会の出店などで買う
 
しかありません。
 
 
 
「京都のお店」というと、京都という場所柄、敷居が高いというイメージを
 
持つ人も多いかと思いますが、実際にはそんな事はないので、
 
興味のある方は、京都旅行のついでにブラッと立ち寄ってもいいと思います。
 
 
 
 
某ネットの掲示板を見ると、柴田さんの弓を随分と営業妨害した書き込みを
 
見たりしますが、、、。
竹弓『柴田勘十郎』に関して ・・・http://ecoecoman.com/kyudo/bbsitm/2011092023523570.html
 
 
 
 
柴田さんや息子の宗博さんが居るときなら、工房も見学させて貰えるので、
 
噂だけで判断するのではなく、実際にその目で見て、確かめて欲しいところです。
 
(※実際に、夏のワークショップでも、ニベ弓ワークショップの最中でも見学に来た方々がおりました。
 
唐突な見学にも嫌な顔ひとつせず、見学に来られた方々に説明し、写真も撮らせてくれました。)
 
 
 
 
京弓の火を絶やさないためにも、今後も私は、柴田勘十郎をPRしまくりたいと思います。
 
 
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関連リンク
 
・御弓師 柴田勘十郎のブログ・・・http://ameblo.jp/shibakan/
 
・『明日への扉~あすとび~』 #023 弓師 柴田 宗博(動画)・・・http://www.athome.co.jp/tobira/23/
 
・竹弓レポートその2 【柴田勘十郎】・・・http://sekihatenkyou.blog113.fc2.com/blog-entry-274.html
 
 
 
・うっちー 弓道 適当に引いてます 使用弓(柴田勘十郎)
                        ・・・https://www.youtube.com/watch?v=f2qwDRfG4NA
 
・御弓師 柴田勘十郎弓店 - BRIDGE USA ・・・http://www.bridgeusa.com/Interview/?ID=61
 
・御弓師 柴田勘十郎 | 弓道具協会・・・http://kyudogu.jp/shop/1937.html
 

初音とルカさん。

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小さい頃は、ネギが大っっっ嫌いでした。
 
長ネギ、たまねぎ、ニラ、ニンニク、その他ネギの類は吐き気がしてダメでした。。。
 
見るのもダメでした。
 
 
 
いつの頃か判りませんが、いつの間にかネギが大好物になりました。
 
風邪に効くとか、免疫が付くとか聞いて、受験勉強をしながらネギやニンニクをかじってた記憶があります。
高校生になるくらいだったか・・・?
 
匂いさえ周りに気を使わなければ、ニンニクなどは毎日一玉丸々食べたいところです。
 
 
 
初音ミクに出会ったのは、2008年だったか2009年だったか・・・?
 
ネギを持つその姿にキタものがありました。
 
以来、秋葉原のおもちゃコーナーや、マッドな店にぶらっと立ち寄っては、
 
初音ミクのフィギュアを見るたびに購入。
 
部屋の中は、「みっくみく」になりました。
 
 
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イメージ 1
 
 
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小さい頃は静岡に住んでいながら、マグロがダメでした・・・。
 
食卓に、ぶつ切りに出される豪快な赤身の刺身が苦手で、魚の匂い、血の匂いすべてが、
 
ダメでした・・・。
 
 
 
いつの頃か判りませんが、いつの間にか、マグロが大好物になりました。
 
魚を食べると、頭が良くなる。DHAが入ってるからマグロは良いとか言われて、受験勉強をしながら
 
母に頼んで魚ばっかり、ガッついておりました。
 
 
 
 
そして都会に出てきて、東京のマグロの薄っぺらさに驚きました。
 
 
 
「静岡クオリティー」に慣れてしまってる私には、東京の薄っぺらいマグロの刺身は
 
虚しく感じました。
 
今では、静岡に帰ってマグロを食べるたびに癒されます。
 
 
 
巡音ルカに出会ったのは、2011年だったか?2012年だったか??
 
「オオマさん」とか言うマグロを、ひょいと片手大剣のように振り回すその姿に
 
結構キタものがありました。
 
以来、ルカさんもルカさんのおっぱいも、オオマさんも大好きになりました。
 
 
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フィギュアに魅了された私は、その後も秋葉原に立ち寄っては、
 
気に入ったフィギュアを買っていました。
 
引越し先に持ってきたフィギュアはダンボール9箱。
 
「涼宮ハルヒ」「らき☆すた」「ブラックロックシューター」「初音ミク」「巡音ルカ」その他もろもろ・・・。
 
押入れのキャパいっぱいにフィギュアが入ってます。
 
 
 
ここ3年くらいは、一級建築士の勉強でいっぱいいっぱいだったので、
 
秋葉原どころではなかったのですが、合格した今では、週末悠々とフィギュア巡りが出来ます。
 
 
 
嫌いだった食べ物を克服し、そしてフィギュアに魅せられる・・・。
 
う~~ん、他に趣味見つけた方が良さそうだな。
 

播磨竹禅

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播磨竹禅。
 
圧倒的に、使用しているユーザーが少ないと思われる希少な竹弓。
 
柴田勘十郎さんと同じく、一般の弓具店には卸されていない竹弓なので、
 
購入したい場合は、姫路の「弓具工房 はざま」さんに行くしかありません。
 
 
 
イメージ 1
 
 
ネットの情報も少なく、やはりユーザーは少ないようです。
 
※情報を発信しているブロガーも少ないです。
 
 
 
 
柴田さん同様、関板の種類や手幅の希望も聞いてくれるので、
 
色々と相談に乗ってくれます。
 
私が、はざまさんを訪問させて頂いた時も、色々とお話を聞かせてくれて
 
1時間以上もお邪魔してしまいました。
 
 
 
 
私の播磨竹禅だけかもしれませんが、若干、首が安定していません。
 
(というか若干、首が入木側に振れてる)
 
あまりコンスタントに練習していないので、しばらく巻き藁を射込んで
 
形が安定するか確かめる必要がありそうです。
 
 
 
 
播磨さんのところでは、ユーザーにしばらく使用して貰い、もう一度送り返して貰い、
 
ムラを取って、再度ユーザーのもとへ返すのが一般的なようです。
 
私は、射込みが全然足りないので、まだ里帰りはさせてません。
 
 
 
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若干、入木が強めかもしれません。
ちょっと首が振れてるように見えます。(私だけ・・・?)
 
 
 
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成りは、「江戸成り」を意識されてるようです。
 
 
 
その昔は、「青眼龍道人」という銘で、幾つかの弓具店に卸していたそうですが、
 
今は、「播磨竹禅」の銘のみです。
 
「青眼龍道人」銘を持ってる人は、更に希少かもしれません。
 
 
 
流派東方不敗さんのブログにも書かれておりますが、
 
私もこの竹弓、周りで引いてる人を見たことがありません。
 
柴田勘十郎さんよりもユーザーが少ないと思います。
 
 
 
興味の沸いた方は、姫路まで。
 
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関連リンク
 
・弓師 播磨竹禅 (はりまちくぜん)・・・http://harima-takumi.mass-b.co.jp/article/77922418.html
 
・弓工房 播磨(弓具工房 はざま) ・・・http://blogs.yahoo.co.jp/kazuukkk/32987177.html
 
・弓師 追(はざま)さん取材は続く・・・http://haruphoto.exblog.jp/17629292/
 
・播磨竹禅 ニベ弓♪ ・・・http://blogs.yahoo.co.jp/ryuzoudou/43392639.html
 
 
 
 
 
 

弓道版「まさに外道」

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とくに深い意味はありません・・・。
 
、「外道ジェネレータ」っていうのがあって、
 
入れたいワードを入力すると、赤ちゃんが吹き出しから
 
外道な事を叫ぶ奴、ありましたね。
 
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別に深い意味はありません。

肥州蘇水

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肥州蘇水。
 
 
九州は熊本県の「高橋弓具老舗本家」で置かれている竹弓です。
 
 
「高橋弓具老舗本家」さんでは、このほか松永系の竹弓も多く置かれてるようです。
 
九州に住んでいれば、足しげく通いたいお店ですが、関東に住んでる人には
 
遠いですね。出張で九州に飛べれば立ち寄る機会も出来ますが。。。
 
 
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結構、胴は強めに入っており「薩摩成り」らしさを感じます。
 
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握りは、ゴツイほうだと思います。
 
17kgの2寸伸びにしては、分も厚いです。
 
どうしても手元にある「勘十郎」のラウンドなフォルムの握りと比べてしまうので、
 
柴田さん以外の竹弓を触ると、握りが四角ぼったく、ゴツく感じます。
 
 
自重も多い方かと思います。
 
私の持ってる竹弓の中では重い方です。
 
 
九州は都城大弓あり松永系の竹弓あり、有名ブランドが群雄割拠してるので、
 
肥州蘇水は、マイナーな存在かもしれませんが、成りは現在主流の竹弓の成りをしているので、
 
道場で他人から何か言われる事は無いと思います。
 

アバンテMKⅡ(改造)

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以前から買い込んでいたミニ四駆の改造パーツ類を使って、ミニ四駆PROの「アバンテMKⅡ」を
 
改造しながら組み立てました。
 
 
 
初心者は、ミニ四駆の各シャーシに「ファーストトライパーツセット」と言うのがあるので、
 
そこから改造にハマっていくのですが、
 
私は、色々な諸先輩方のミニ四駆ブログを見ていて、
 
自分もこんな改造をしたいと思い、いきなり、結構上級者向けの改造に
 
取り組みました。
 
 
 
 
以下、主なスペックです。
 
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●車名:アバンテMKⅡ
 
●シャーシ:MSシャーシ+N-02・T-01強化ユニット
 
●動力系:レブチューンモーターPRO、超速ギヤセット、MSシャーシ用ギヤベアリングセット、
       モータークーリングシールド
      
●バッテリー:ネオチャンプ

●ステー系:FRPマルチワイドステー、FRPマルチワイドリヤステー、19mmアルミベアリングローラー、
        自作ホイールスタビ(スーパーX・XX小径ホイール&バレルタイヤ)

 
●制御系:マスダンパーセット(ヘビー)、自作提灯、ブレーキスポンジセット、フロントアンダーガード、
       スクエアマスダンパー

●タイヤ・ホイール・シャフト系:大径ワンウェイホイールWT、ブラック強化シャフト、
                    六角穴ボールベアリング4個セット

●その他:ロックナットセット、ビスセットD
など
 
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コレを作るのに、どれだけ掛かったかは正確には覚えていません。
 
ですが、改造に使用したパーツは、10000円は超えていたと思います。
 
ステー系と制御系のマスダンパーにお金が掛かっています。
 
製作時間は3時間かかりました。
 
 
 
私たちが子供の頃は、ミニ四駆第一次ブームで色々改造したかったのですが、いかんせんお金が・・・。

(子供でしたから仕方ありませんが)

社会人になった今、ミニ四駆に当てる時間は少ないものの

改造パーツの大人買いは出来るので幅が広がりました。
 
 
 
新橋の「タミヤプラモデルファクトリー新橋店」には、ほぼ常設のミニ四駆サーキットが
 
あるそうなので、今度会社帰りに立ち寄ろうかと思います。
 
まずは、このマシンでコースデビューし完走したいところです。
 
 

フリーザ様に学ぶ弓道昇級・昇段審査

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鳥山先生ゴメンなさい。
 
元ネタ
 
 
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セリフだけ勝手に改造させてもらいました。
 
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昇段審査かぁ・・・。
 
いい思い出がないな・・・。
 
正直、学生の頃は審査対策でいくらでも勉強・稽古できましたが、
 
社会人になってからは、週末に引けるか引けないか・・・。
 
先生や環境に恵まれなければ、審査なんて受ける機会すらない、道場からも足が遠のく・・・。
 
 
 
人間関係がうっとおしい自分は、日弓連の弓会に所属していないので、
 
本多流生弓会の行事に出るくらいです。
 
でもな、、、生弓会でも日弓連で昇段してる人を見ると羨ましく思ったり
(ホンネ言うとね、(・ω<) てへぺろ )
どうやって両立してるのか不思議に思うわけで。。。
 
 
 
周りにも「あなた、どこに所属してるの?」と聞かれることもしばしばあるので、
 
いい加減、どこかに所属しようか?
 
と思うこの頃。
 
あ、独り言です。
 

ワムウに学ぶ正しい昇段審査の行射

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荒木先生、ゴメンなさい・・・。
 
元ネタ
 
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    ↑
    セリフは勝手に改造させてもらいました。
 
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また昇段審査ネタなんですが、
 
昇段審査は合格すれば、うれしい限りですが
 
当然ながら、落ちればガッカリするものです。
 
 
「あんなにお金払ったのに・・・」
 
「あんなに稽古したのに・・・」
 
「あれだけ嫌な先生に しっぽ振って言うこと聞いて体配勉強したのに・・・」
 
などなど・・・、
 
挙げればキリがないでしょう。
 
 
 
みなさんも、一度は思った事あるんじゃないでしょうか?
 
「なんで自分が落ちたんだ」と。
 
 
 
束中していたのも関わらず、落ちた時なんて審査員に詰め寄りたいはず。
 
でも、それはやってはいけない。
 
それは審査員の先生に対して「無礼」にあたるから。(だそうです・・・。)
 
 
落ちたのなら今後の稽古の糧にするために、アドバイスでも貰えれば、
 
納得できますが、いかんせん、審査の受審者が多いから無理か・・・。
 
 
 
とまあ、落ちれば後味の悪い昇段審査ですが、
 
受かればみんな喜んでお金払ってますよね。
 
 
 

三井寿に学ぶ和帽子弓道

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井上先生ゴメンなさい。
 
 
元ネタ
 
 
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       セリフは勝手に改造させていただきました。
 
 
 
和帽子なんですが、相変わらず、どうも理解者が少ないようです。
 
 
和帽子を人に知られると「堅帽子に戻した方がいい」と言われます。
 
「和帽子は握りこんでしまうからダメだ」とも言われます。
 
(かくいう私も社会人になって弓道を再開し、長谷川弓具店でフルオーダーした和帽子を
 
けなされた過去があります。「堅帽子にして来い」と言われ 以後、道場に行くのが嫌になりました。)
 
 
 
興味を持って堅帽子から和帽子に変えてみて、、、
 
離れがスパッと軽く鋭く出るようになった
 
会が持てるようになった(→早気が治った)
 
馬手と弓手の意識が出来るようになった(→伸び詰めが意識しやすくなった)
 
和帽子は別に握りこんではいない
 
 
という感想を持つ人もいます。
 
 
結局は食わず嫌い和帽子をスルーしているのかなと。
 
事実、和帽子をけなす人って和帽子使ったこと無い人ばかりですし。
 
 
 
圧倒的に理解者が少ない弓具なので、人前での使用は控えるしかないかもしれません。
 
 
 
一応バレないように、控え付きの和帽子「スーパー和帽」というユガケが
 
小山弓具店から販売されてますので、
 
 
「和帽子を使ってみたい。でも道場の先生や先輩に知られたくない」
 
と言う方は一度、検討されてはどうでしょうか?
 
ぱっと見 堅帽子と変わりません。
 
(色と腹革の厚さも多少、オーダーできるようです。
ちなみに私のスーパー和帽は、黒色で腹革を一枚多く補強しております)
 
 
 
「たすき掛け」をする古来の本格的な和帽子を検討してる方は、長谷川弓具店に
 
相談するのが一番手っ取り早いです。(かなり相談に乗ってくれると思います。)
 
 
 
 
和帽子・堅帽子の双方に理解を示してくれる先生が現れてくれるのが
 
今後の弓道界には必要ではないでしょうか。
 
 
少しでも、和帽子の理解者が増えてくれれば幸いです。
 

待ち遠しい・・・。

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先日、5/3(土)は京都の「みやこめっせ」に行きました。
 
目的は、昨年のニベ弓ワークショップの完成品を受け取りに行くためでした。
 
 早速、柴田さんの出店に行き、
 
完成したニベ弓を試しに軽く肩入れすると、柔らかくしなやか引き心地。
 
ソフトな感覚で、抵抗感をあまり感じない
 
弓力も自分に合ってる。(→五分二厘で作りました)
 
 
 
 
某弓道掲示板で、
 
「ニベ弓なんて引いてしまったら、普通の竹弓には戻れませんよぉ~」
 
とか
 
「病みつきになりますよぉ~」
 
とか
 
「皆さん、赤とんぼの時期になりましたが、ニベは張られてるでしょうか」
 
とかいう書き込みを見て、なんかニベ弓ありき話を進めてるような人が居て、
 
「う~~ん」って思ってましたが確かに、引き心地は良いし、肩を痛めてる人には
 
やさしいと思われます。あの感覚だと手の内への衝撃も少ないかもしれません。
 
さすがに「普通の竹弓には戻れませんよぉ~」は言い過ぎだと思いますが・・・。
 
 
 
どうやら竹弓派の中には、
 
ニベ弓>>合成接着剤の竹弓>>・・超えられない壁・・>>カーボン入り竹弓
 
という考えをを描く人もいるようで。
 
 
確かに、ニベ弓は贅沢品には変わりないですが、
 
個人的には、笄出しちまえば全部一緒だと思ってます。
 
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ところで、
 
完成したニベ弓でしたが、柴田さんにこれから先は梅雨時に入るし、時期が時期なので
 
拭き漆をしてはどうか?という話になりました。
 
拭き漆をすれば、形状が安定するのは、夏のワークショップの弓で経験済みなので、
 
その場で、拭き漆をお願いして京都を後にしました。
 
 
5月中には、拭き漆をして東京へ持ってきてくれるとの事。
 
 
今から楽しみです。

弓道指導で言われたらムカつく言葉

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地獄のミサワ先生ごめんなさい。
 
拾い物です。
 
なんか弓道の指導中に言われたらムカつくだろうな~~って言葉をまとめてみました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「先生、今の射どうでしょうか?」
 
 
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「先生、今の素引きダメですか?」
 
 
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「先生、どうすれば中るようになるのでしょうか?」
 
 
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う~~ん、、、。
 
あまりに年の離れた先生に言われたら我慢できるけど、
 
自分とタメかちょっと年上の先生だったらムカつくかな?
 
 

学生弓道で、こんな先輩いたら嫌だ

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地獄のミサワ先生ゴメンなさい。
 
拾い物です。
 
 
こんな先輩には習いたくない・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
先輩がぼくの教育担当だと聞いたのですが・・・
 
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ぼくは高校時代、インハイと国体に出場した後、
弓道のセレクションでこの大学に入学して・・・
 
 
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先輩、学生弓道って中りが全てじゃないですか、だから踊ってでも中てるべきだと思うんですけど・・・
 
 
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悔しいけど、先輩の教えてくれた方が中るんですよね、
なぜだろう・・・
 
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ぼく、いざとなったら左右のバランスで中るんで・・・
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よっしゃ、20射皆中!!!
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ぶっちゃけ、先輩の代になって色々変えてるじゃないですか、
ぼく的にはそれって・・・
 
 
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先日、大学生とおぼしき集団が弓を担いで電車の中に・・・。
 
なんか部内の事で色々語り合ってましたが、先輩が後輩に先輩風を吹かすこと吹かすこと。
 
横で聞いてて、吹き出しそうになりました。( ´,_ゝ`)プッ
 
 
色々とある学生弓道ですが、青春の1ページですね。
 
 
 

長銘:柴田勘十郎(鰾(ニベ)弓)

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昨年2013年度に行われた第3回ニベ弓ワークショップで完成させた鰾(ニベ)弓です。
 
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夏の竹弓ワークショップin京都に参加されたことがある方は判りますが、
 
夏のワークショップでは、長銘:『柴田勘十郎』とは焼印を入れず、
 
平銘:『勘十郎』とのみ焼印を入れます。
 
性能や材料は『柴田勘十郎』と同じなんですが・・・。
 
 
 
しかしなぜが、ニベ弓ワークショップは、ワークショップ弓ですが焼印は、長銘:『柴田勘十郎』
 
と入れてくれます。
 
長銘を入れるだけの価値があるという事でしょうか?
 
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2014/5/31(土)に京都から、宗博さんにわざわざ車で届けて貰いました。
 
 
 
たまにネットで噂されている、
 
「柴田勘十郎さんは、全国に打った弓を届けてくれる」
 
というのは、都市伝説ではありあせん
 
本当に届けてくれます。
 
 
 
私は、拭き漆(+3万円(税込))をして貰って届けてくれたので、
 
始めから「飴色」に輝いています。
 
どうやら、
 
拭き漆の方が、ニベ弓にとっては都合がよく、普通のニベ弓よりも
 
梅雨入りギリギリまで使えるようです。(漆で湿気を防いでいますので。)
 
ニベ弓の取り扱い注意事項として、柴田さんから聞いたのは、、、
 
・高温多湿を嫌う。
・夏は、なるべく涼しく、風通しのいい所に保管
・日本の地域によってニベ弓を引ける時期は異なる
 (関東は、冬から梅雨入りくらいまで、6~8月過ぎまで休ませ、9月の涼しい時期から引いてよし)
・保管時は、弓を立てずに、横にして保管(物干し竿状態で保管)
・拭き漆にすると、形の狂いが出にくい。
 
私にとっては、初めてのニベ弓。
結構、慎重に扱っています。
 
 
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入り木は結構強めです。合成接着剤よりも変形しやすいので、初夏のうちに入り木を強めに
してくれたようです。
 
 
 
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新弓なんですが、なぜか七箇所籐束で持ってきてくれました。
 
 
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新弓なのに、拭き漆のせいか、妙に貫禄のある竹弓に仕上がってます。
 
 

弓力は五分二厘(だいたい17kgぐらい)。
 
いきなり、七箇所籐束で仕上がってきました。
 
確か、夏の竹弓ワークショップでは、新弓ってことで、三箇所籐束でした。
 
柴田さんのところでは、新弓はすべて、三箇所籐束にしてるとか・・・。
 
柴田さんが、七箇所で籐束してくれるのは、
 
原則「弓の元服」として、年を越した弓とか、形が落ち着いた弓に施すようですが、
 
いきなりこの弓は、成人の弓のようです。新弓なんですが・・・。
 
 
 
5/31(土)に受け取って、それから間もなく梅雨入りしてしまったので、
 
2~3回くらいしか引いてやれませんでしたが、
 
引き味は柔らかく、会でも体への負荷は少なかったです。
 
今から秋が来るのが楽しみです。
 
 
 
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